夢と現実の狭間の出来事

眠りと目覚めの境界で

ぼんやりとした意識の眼が

すぐそこに立つ２人を捉えた

言葉を交わすことはなかったが

彼らがここへ来た訳を

理屈ではなく理解した

彼らは別の星の人

他の国を巡る旅人のように

節目の地球にやって来た

私の目覚めが近づくと

彼らは何やらメモを取り

次の場所へと去っていった

夢と現実の狭間の出来事

2021.9.24